株式会社岡本バランス研究所|整体治療院

整体・スポーツマッサージ専門治療院|福島県須賀川市

長風呂をやめたら痩せた?何分から何分までが効果的?

本記事では、長風呂とダイエットの関係についてご紹介します!長風呂をやめたら痩せたと言われる理由、やせるな何分から何分までがオススメか、お風呂で体重が落ちる理由、ダイエットに効果的な入浴後の過ごし方、長風呂が辞められない人の心理や辞める方法まで紹介していますので、最後までご一読ください!

この記事の結論
・長風呂の定義は20分以上の入浴(38°〜40°目安)
・長風呂を辞めて痩せた場合は「時間の使い方」「習慣の変化」によるものが大きい
・長風呂時自体は健康と美容、また精神的にも沢山のメリットがある
この内容を詳しく、記事で解説していきます!最後までお読みください。

長風呂は何分から何分まで?長風呂の効果

長風呂の目安時間は?痩せるなら何分から何分まで?

長風呂はズバり温浴効果が大きく、体のリラックス、血行促進、代謝向上などが期待できます!痩せる目的で長風呂を考える場合、適切な時間帯は以下げ目安です。

・長風呂の定義(温度・時間)
38〜40℃の温度で、20分以上の入浴(全身浴)を長風呂と定義されています!一般的には、15分から30分程度の入浴が健康に良いとされています。1時間以上の長い入浴もありますが、健康リスクを伴う可能性があるため注意が必要です。

・痩せるための長風呂
体を温めることで血行が良くなり、代謝が促進されます。痩せる目的であれば、血流を良くして内臓機能を高め、代謝を上げることが不可欠です。そのため、15〜20分の入浴を日常的に行うことが良い習慣と言えます。

長風呂によるダイエット効果は、直接的に大量の脂肪を燃焼させるわけではなく、間接的に代謝を促進させることによるものです。そのため、入浴だけに頼るのではなく、バランスの良い食事と適度な運動を組み合わせることが重要です。

長風呂は痩せるの?20分・30分などのカロリー消費量(目安)

まず前提として、長風呂は短期的に痩せるものではなく、代謝を促進さえて中長期的に効果を得られるものです!一般的に、長風呂は体を温めることで血行を促進し、微量のカロリーを消費しますが、運動に比べるとその消費量は少ないです。

以下は、38〜40℃の温度でのお風呂における、大まかなカロリー消費量の目安です。この数字は参考値で、実際の消費カロリーは個人差があります。

・5分: 約10〜15カロリー
・10分: 約20〜30カロリー
・20分: 約40〜60カロリー
・30分: 約60〜90カロリー

このカロリー消費量は、体を温めることによって基礎代謝が高まること、また水圧による身体へのマッサージ効果などによるものです。入浴はダイエットの本質的な解決策ではなく、運動や食事のサポートとして捉えましょう!

ちょうど良い長風呂がもたらす5大効果(メリット)

ちょど良い長風呂(温度:38〜40°/時間:20〜30分)に期待できる効果をお伝えします。

効果1:ストレス緩和(リラックス効果)

温かいお湯に浸かることで、体がリラックスし、ストレスが軽減されます。また、リラックスすることで心拍数が落ち着き、精神的な安定感を得ることができます。

効果2:血行促進

お湯の温熱効果により、血管が拡張し、血行が促進されます。これにより、体中の酸素や栄養素の循環が改善されて、冷え性改善や免疫力の向上にも繋がります。

効果3:疲労回復

筋肉疲労の回復: 長時間立ち仕事や運動後の筋肉疲労を和らげる効果があります。温熱は筋肉のこわばりを解消し、痛みや疲れを軽減させます。

効果4:睡眠の質向上

入浴後の体温の自然な低下が睡眠を誘うとされています。特に、就寝前に適度な時間入浴することで、より深い睡眠を促進し、睡眠の質を高めることができます。

効果5:美肌効果(保湿)

適度な温熱は皮膚の毛穴を開かせ、汗と共に皮膚の老廃物を洗い流してくれます。また、適度に水分補給を行うことで、皮膚の潤いが促進されて、皮膚のターンオーバーを助けてくれます。

これらの効果を得るためには、長風呂のルールを守って、安全に楽しむことがポイントです!

30分以上の長時間入浴や、熱すぎるお湯では脱水&低血圧のリスクが高まります。体調に十分に注意しましょう!

お風呂とダイエットの関係について

お風呂に入ると体重は落ちる?一時的に痩せる理由

結論、発汗によって水分が出たためです!発汗によって体から水分が失われると、体重が一時的に落ちます。一般的には1回の入浴で、300〜500ml程度の汗をかくとされています。そのため体重計の数値変化をすぐに実感するでしょう。

しかし、これはあくまで水分の減少によるもので、脂肪が燃焼されたわけではありません。水分補給を行うと体重は元に戻ります。したがって、お風呂での一時的な体重減少は、実際の体脂肪の減少とは異なります。

長風呂を活用して1キロ痩せる方法は?毎日の長風呂はいいの?

長風呂自体で直接1キロの体脂肪を減らすことは難しいですが、温浴効果を活かして代謝を向上させることは可能です!ダイエットサポートとして、長風呂を取り入れることは賢い選択肢ですので、ぜひチャレンジしてみましょう。

前述の通り、長風呂は適切な温度と時間のルールを守ることが大前提です。そして痩せたい場合は長風呂だけでなく、週に数回(〜30分程度)の有酸素運動(歩行、ジョギング、サイクリングなど)を組み込むことで、より効果的にカロリー消費を促進されます。

そしてダイエット効果を高めてくれる方法として、入浴後のストレッチです!お風呂で温まった後の筋肉は、いつも以上に伸ばしやすくなっています。お風呂上がりに軽いストレッチ(全身5分程度でもOK)を行うことで、筋肉の柔軟性を高めて、基礎代謝アップに繋がります

水分補給も忘れずに行いましょう!長風呂の前と後に、コップ1杯(200〜250ml)のミネラルウォーターを最低限補給することを忘れずに、きちんと摂取しましょう。水分補給は、冷たい飲み物よりも常温または温かい飲み物の方が体への負担が少なく、消化にも良いとされています。

毎日の長風呂(〜30分以内)は基本的には健康的にメリットが期待できます!ただし、皮膚が敏感な方は数日置きなどにすること、激しい運動や生活習慣が乱れたときは控えること、飲酒後の長風呂はしないこと、水分補給はきちんと摂ることなどのルールはきちんと守りましょう!

長風呂をやめたら痩せた?そう言われる理由とは

長風呂をやめたことで痩せたと感じる場合、生活習慣の変化に関連していると考えられるでしょう。

理由1:そもそもの時間の使い方の変化

長風呂はお風呂の前後を合わせると、人によって(特に女性の方であれば)は1時間程度、入浴に時間を使う方もいるでしょう。長風呂をやめて、5分程度の入浴で済ませれば、必然的に時間が生まれます。この時間を使って、ヨガやストレッチ、軽い運動など、またはその分早く寝ることができて、睡眠の質がアップしたなど。

このように時間の使い方が変わることで、結果的に減量に成功したという方もいます。

理由2:心構えの変化

人によっては、長風呂の目的は汗をかくことで、かつ一時的にでも体重を減らすことに快感を覚える方がいます。30分程度、長い時間入浴すれば、誰でも一時的に体重は落ちます。この安心感から、逆に食事や他の生活習慣がルーズになってしまう方もいます。

そのため長風呂を辞めることで、本質的な運動や食習慣の改善に心を向けられて、結果的にダイエットが成功できたという方もいます。

これはあくまでも個人の一例です。基本的には、長風呂を長期的な目線で捉え、かつその他の時間管理をきちんと行えるのであれば、身体にとってメリットをもたらしてくれます。このことを理解しておきましょう!

長風呂が辞められない!心理や辞める方法

長風呂が辞められない人の心理とは?

長風呂が辞められない人の心理には、いくつかの共通点があると言えるでしょう!健康トレーナーの視点から、考えられることを見ていきましょう。

・心理1:ストレス解消
長風呂は多くの人にとって効果的なストレス解消法です。温かいお湯に浸かることでリラックス効果があり、仕事や日常生活のストレスから一時的に解放されることを求めている人が多いのは当然のことと言えるでしょう。

・心理2:自分一人になれる時間
長風呂の時間こそ、自分だけのプライベートな空間だと捉えている方もいます。お風呂付きはこのタイプです。この時間こそボーッとしながらも1日の反省をする人や、瞑想に時間を使う人、単純に静かに過ごすために時間を確保する人がいます。

・心理3:安心感(居心地)
お風呂が上質な空間だと感じて、精神的な安心感を感じている方もいます。例えば、小さい頃にお風呂自体が好きな思い出があるなど、幼少期と無意識にリンクしていることも考えられます。

・心理4:習慣(ルーティン)
人によって、ルーティーンは誰にでもあるものです。それを変えることは心理的に苦痛を伴うこともありますし、ルーティンを破ることは、マインド的にも何だかモヤモヤとしてしまう人もいるでしょう。習慣化された行動は、心に安心感を与えるため、簡単には変えられないのです。

・心理5:健康や美容意識
長風呂には、血行促進・デトックス効果・肌の保湿など様々な効果があります。この効果を求めて長風呂を続ける人もいます。上記のルーティンでも書きましたが、1日休むことで、折角続けてきた効果が無くなってしまうのでは…と感じる方もいるようです。だからこそ、長風呂が辞められない方もいます。

このように長風呂が辞められない人の心理は、様々な動機や背景が絡み合っていると考えられるでしょう。もしも長風呂をやめたいと思っている場合は、他の代替案やルーティンを模索してみることも1つです。

長風呂が辞められないのは何かの病気?

結論として、何か健康的な病気を指すわけではないでしょう。ただし、極端に長い時間だったり、日常生活に支障をきたすほどの依存状態にある場合は”精神的”な不安を抱えている可能性もあるかもしれません。強いストレス、不安症、強迫性障害など、他の精神的な病気の可能性も考えられます。

身体的にも、過度な長風呂は脱水症状や低血圧、熱中症のリスクを高めることがあるので、注意が必要です。長風呂があまりにも日常生活に悪影響があると感じている場合は、専門家(専門医)に相談しましょう。

長風呂を辞める方法とは?少しずつ辞めるために

もしも、ちょっとずつ長風呂の時間を減らしていきたい!と思っている方は、以下のステップで対処してみましょう。

・入浴時間を設定する
時計やタイマーを利用して、入浴時間を設定して守るようにしてみましょう。例えば、最初は25分と決め、徐々に20分、15分と時間を短縮していく方法です。

・他の好きな趣味に置き換える
長風呂を別の趣味に置き換えることを考えてみましょう。散歩、ジョギング、ヨガ、ストレチなど、体を動かすことでリラックスできる趣味を見つけてましょう。

・シャワーに置き換える
毎日の長風呂をシャワーに置き換えてみるという方法もあります。シャワーは時間を短縮しやすく、入浴時間を大幅に短縮できるものです。一気にシャワーに切り替える必要はなくて、まずは週に1〜2日からシャワーに置き換えてみます。

・入浴の質に焦点を当てる
時短にする代わりに、入浴の質を向上させることに焦点を当てます。入浴剤を使ったり、間接照明を置いてみる、リラックスできる音楽を聴きながら入浴したりすることで、より充実した時間を過ごすことができます。

・リラックスの代替案を試してみる
長風呂がストレス解消の場合は、他の方法を模索します。瞑想、呼吸法、アロマテラピー、カモミールティーを飲むなど、リラックスできる代替手段を見つけましょう。

これらのアプローチは、長風呂に頼ることなく、バランスの取れた日々を送るための代替案です。自分に合った方法を見つけ、徐々に習慣を改善していくことが重要です。

これらのステップを踏むことで、長風呂の習慣を少しずつ辞めることを楽しんでみましょう!

長風呂をやめたら痩せた?に関連する質問(Q&A)

シャワーで済ませる人との違いは?お風呂に入らないと太る?

シャワーで済ませる人とお風呂にゆっくり浸かる人の違いは、主にリラクゼーションと血行促進の違いです!お風呂に浸かることで、体全体が温まり血行が促進されるため、リラックス効果が高まります。一方、シャワーの場合は、時間を短縮でき効率的に身体を清潔に保つことができますが、全身を温める効果はお風呂に浸かる場合に比べて低いでしょう。

お風呂にゆっくり浸かることで得られるリラックス効果や血行促進による代謝の向上は、間接的に減量サポートしてくれてると言えます。ただしお風呂に頼るだけでなく、日々の生活習慣が不可欠です。またお風呂だけではなく、有酸素運動など、他の活動があるならば、入浴より消費カロリー量は多いです。

長風呂は体臭改善に効果的?

長風呂に限らず、入浴は体臭改善に効果的な手段と言えます。理由としては温かいお湯に長く浸かることで、皮膚の毛穴が開き、汗や皮脂、汚れなどが洗い流されやすくなります。

これによって、体臭原因となる細菌の繁殖が抑えられるのです。また、血行が促進されることで新陳代謝が活発になり、体内の老廃物が排出されやすくなります。定期的な長風呂は、清潔な肌を保ち、体臭を軽減してくれると言えるでしょう。

長風呂がもたらす「代謝」「自立神経」への効果とは

適切な長風呂は、もちろん新陳代謝を促進させてくれます!これにより、消費カロリーの増加や老廃物の排出が促されます。また、温浴により副交感神経(リラックス・入眠効果)が優位になり、心身のリラクゼーションがアップします。これは自立神経のバランスを整え、ストレス軽減や睡眠の質を高めてくれます。

お風呂とサウナどっちが痩せるの?

どちらかと言えば、サウナの方がより高い発汗作用が期待できます。サウナは高温で一気に大量の汗をかくことで、一時的な体重減少(主に水分の減少)が期待できます。お風呂はサウナほどの急激な代謝向上は期待しにくいです。

しかし、これは脱水状態になっているだけであり、水分を補給すれば体重は元に戻ります。サウナもお風呂も血行を促進し、新陳代謝を高める効果があり、間接的に減量のサポートになると言えるでしょう。

どちらも直接的に脂肪を燃焼している訳ではないので、バランスの良い食事と運動を合わせての取り組みだと認識しましょう。

記事のまとめ:長風呂をやめたら痩せた?について

ここまで長風呂を辞めたら痩せた人の理由を紹介しました!基本的には長風呂は、適切な温度と時間であれば健康と美容に大きなメリットをもたらしてくれるものです。しかも運動や食事と合わせて、習慣にすることが出来れば効果は高まります。一方であまりにも過度な長風呂が辞められない場合は、本記事を参考にぜひ代替案にトライしてみましょう!

●この記事の参考文献
アース製薬
らくらく湯旅

「岡本バランス」では、「筋肉のお悩み」「身体の痛みや不調」のご相談を承っています!お気軽にお問い合わせくださいませ。

この記事の執筆者(監修)

岡本バランス研究所|施術スタッフ
福島県須賀川市にある、スポーツマッサージ&整体院。開業から15年以上、一般の方からアスリートまで延べ10万人の方々の施術を行なっている専門治療院です。国家資格である柔道整復師の資格を保有したスタッフが丁寧に、腰痛、肩こり、坐骨神経痛など一般的な症状から、身体の痛みやお悩み改善まで幅広いご相談を承っています。